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ghost vision 6/11/8

nupkirlidzo/ygnealris.

Sapporo*north2 AWARD ver.SIAF2014
映像部門「流れ」応募作品

[ghost note]音楽用語
幽かに聞こえる装飾音、聴こえずとも奏者がタイミングを計るために用いる。

Sapporo-north2の6つの画面は連続しておらず、それぞれ1画面分程の空間がある。
今回の作品はその空間を意識させるという点について特に注意深く制作を行った。
6つの画面それぞれの間に1画面があるとしてまず縦11画面分の映像を作り、上映用に6画面分にトリミングを行った。
これによりひとつの画面から隣の画面へ物が瞬間移動するような違和感は無くなり、映像はひとつの空間として完成する。

音楽は耳に馴染み深い4/4拍子を使いつつ8/11拍子を基礎に構成し、映像と組み合わせることでポップなキャッチーさを残しつSapporo-north2の空間を説明するに相応しい物 をと考え製作した。
ドラムはデジタルカメラの1点録り。その後、John Hive氏にベースとギターを重ねてもらった。(http://42.xmbs.jp/ZIPxGANESH/)

題は音楽用語のゴーストノートから。11/8拍子、11画面の内6画面が可視化されているという意味。

nupkirlidzo/ygnealris.
http://nukillizo.web.fc2.com/

【映像部門審査員コメント】

・四方幸子(札幌国際芸術祭2014アソシエイト・キュレーター)

ディスプレイの間の空間を想定し、そこにも映像があり見えない、ということを音も含め感じてほしいというコンセプトは良い。ここはクラブかな、という印象の作品。
全体としてノリは良いが、構造や構成がしっかり出来ていない感じがする。クラブでは良いかも知れないが、北2条広場で見せる作品としては厳しいと感じる。

・古跡哲平(映像作家)

このようなアングラな雰囲気の作品がnorth2で流れているのは面白いと思う。
6面を上手く使っています。